第三回口頭弁論のミニ学習会について
9月24日、無償化裁判-第三回口頭弁論の傍聴漏れの方のための在日本朝鮮留学生同盟(日本の大学・専門学校に通う在日3、4世の集まり)によるミニ学習会がありました。
第二回口頭弁論のときと同様に、裁判報告会が行われるアイリス愛知で、裁判報告会が始まるまで、先にミニ学習会を行いました。
前回よりも傍聴希望者数自体多かったため、今回のミニ学習会には約30人が参加されました。
今回の学習会の内容は、
① 朝鮮学校の歴史的変遷
② 朝鮮学校の法的地位
の二つでした。
まず、戦後すぐに建設された国語講習所から始まり、阪神教育闘争、65年文部次官通達、外国人学校法案等の具体的な史実に触れ、歴史的に朝鮮学校がどのような状況にあったのかについての学習会がありました。
その後、現在の朝鮮学校の法的地位という観点から大学入学資格の変遷や、補助金打ち切り、各種税制措置差別等の問題について触れ、無償化除外問題以外にもどのような未解決の諸問題・課題があるかについて学習しました。
次回も傍聴漏れの方に向けて、アイリス愛知の方でミニ学習会を準備しています。
次回、第四回口頭弁論は12月3日11時からとなっていますのでよろしくお願いします。